1999-12-10 第146回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
まず(1)の底設導坑を掘削いたしまして、同時に、この導坑によりまして、地質状況を把握し、湧水の処理の役目も兼ねておりました。右の写真中央付近にありますレールの見えるところが底設導坑になります。次に(2)の上半掘削を行います。写真の左側が上半掘削状況の写真であります。支保工にH形鋼と、その外周に矢板、木材が使用されているのがわかると思います。
まず(1)の底設導坑を掘削いたしまして、同時に、この導坑によりまして、地質状況を把握し、湧水の処理の役目も兼ねておりました。右の写真中央付近にありますレールの見えるところが底設導坑になります。次に(2)の上半掘削を行います。写真の左側が上半掘削状況の写真であります。支保工にH形鋼と、その外周に矢板、木材が使用されているのがわかると思います。
工期を急がされて、コールドジョイントの要因になっているのじゃないかというお尋ねでございますけれども、私ども、当時の標準工法、先ほど二ページ目で御説明をしましたが、トンネルの一番下の真ん中に底設導坑を掘りまして、その後、上部の破断面を切り広げるわけでございますけれども、いわゆる工期がかかるというトンネルは事前に作業箇所をふやして施工できるというような状況にもなっておりましたので、なかなか厳しい工期ではございましたけれども
○長橋政府委員 泥澤の下に設けてあります底設暗渠についての検査、監督に従事する職員についても特勤手当を支給してはどうかというお尋ねであろうかと思いますけれども、これは通産省の方からも御要望いただいておりまして、坑内作業手当の適用範囲の拡大ということになるものでございますから、現在支給対象となっております業務との均衡ということも十分考慮しながら、勤務の実態等も精査した上で現在検討しておるところでございます
このたび実情調査をいたしました福島トンネル工事は、東京起点二百三十九キロ八百五十メートルの地点から二百四十七キロ九百四十メートルの地点に所在する総延長八千九十メートル、請負金額合計約八十九億円の建設工事であり、四つの工区に分かれ、掘削工法は、底設導坑先進上部半断面工法と上部半断面先進工法が採用されており、災害の発生は、本年五月末現在、死亡二、休業八日以上六十七、年千人率四七・二という状況にあります。